在宅ワークをするときに「パソコンでトラブルが起きて、作業が進まなくなってしまった」経験はありませんか?
大阪・北浜の就労A型「リファイン」「リリーフ」では、ご利用者の方に「在宅ワーク」の業務を中心に取り組んでいただいております。
在宅ワークは、ご自宅の慣れた環境でお仕事ができるメリットがあります。
一方で、就労A型の支援員がその場にいないため、パソコンの不調が起きたときは、ある程度まで、ご自身で対処できるスキルを身に付けておくのがおすすめです。
今回は、在宅ワークで起こりがちな「ネット接続関係のトラブルとその解決策(トラブルシューティング)」についてまとめました。
大阪・北浜の就労A型「リファイン」「リリーフ」での作業に役立てていただければ幸いです。
在宅勤務トラブルシューティング【PC・ネット接続】
① インターネットが繋がらないとき
在宅ワークでなくてはならないのは「インターネット」の回線です。
就労A型リファインでは、勤怠システムへの打刻、Slack(スラック)での業務連絡、作業の成果物の共有も、すべてインターネット上で行います。
会社から貸与するパソコンはWindows(ウィンドウズ)のPCですので、今回はWindowsのPCでの事例を見ていきます。
たとえば、業務中によく使われるブラウザとして「Google Chrome(グーグルクローム)」がありますが、インターネットに接続されていない場合、このように表示されます。
この場合は、パソコンとWi-Fi(インターネットの無線回線)が、何らかの原因で接続できていないケースになります。
Windowsのタスクバー(画面下で並んでいるアイコンの列)の右端には「通知領域」と呼ばれるエリアがあります。
「通知領域」のアイコンには「Wi-Fi」などのインターネット通信を確認できるアイコン(インターネットアクセス)があるので、接続できないときはクリックして、接続状態を確認しましょう。
クリックすると、パソコンの周囲で接続可能なWi-Fiの一覧が表示されます。
ご自身で用意したWi-Fiの回線(モデム名など)が見つかったら。「接続」をクリックします。
社用PCとWi-Fiをはじめて接続する場合は、パスワードを入力する必要があります。
Wi-Fi端末側に記載のパスワード(初期設定の場合は、契約中のインターネット回線業者の契約書類などに記載あり。モバイルWi-Fiは端末の「Wi-Fi」情報を確認)を入力してください。
なお、初期設定のパスワードはセキュリティ面でリスクがありますので、ご自身で強固なパスワードに変更することをおすすめします。
Wi-Fi端末との接続が完了すると、以下のように表示されます。
「接続済み、セキュリティ保護あり」と表示されていれば、インターネットの接続は完了です。
大阪・北浜の就労A型「リファイン」「リリーフ」の事業所へ通所の際は、社内Wi-Fiを開放しています。
「リファイン」「リリーフ」のオフィス内では自動的に接続されますので、ご安心ください(万が一、繋がらない場合は支援員もしくは管理者までお申し出ください)。
インターネット接続時は「野良Wi-Fi」「フリーWi-Fi」に注意!
インターネットに接続する際の注意点としては、必ずご自身で用意したWi-Fiの回線、もしくは社内のWi-Fiを使用するようにしましょう。
パソコンの周囲にあるインターネット回線の一覧を「インターネットアクセス」で表示した場合、まれに鍵のかかっていない「パスワード不要のWi-Fi」が見つかることがあります。
一見、「フリーWi-Fi(商業施設や通信企業などが提供する無料のWi-Fi)」のように見えますが、基本的にきちんとした回線であれば、必ず「パスワード」を入力するための鍵が掛かっています。
鍵のない、発信元が不明のWi-Fiを「野良Wi-Fi」と呼ぶことがありますが、ご自身のパソコンがインターネットに繋がらないからといって、こうした回線に接続することは止めましょう。
悪意のある第三者が、わざと「鍵を掛けずに開放している」Wi-Fi回線であることがほとんどなので、くれぐれもご注意ください。
Wi-Fiの回線名も「FREE(フリー)~」など、あたかも「フリーWi-Fi」のように装っていることもあります。
こうした「野良Wi-Fi」に接続すると、通信の内容から個人情報が盗まれたり、会社の情報が漏洩するリスクもありますので、接続しないでください。
周辺施設や企業が提供する「フリーWi-Fi」の利用も、セキュリティ上で安全とは言い切れません。
仮に「フリーWi-Fi」の回線を拾える位置にいても、社用PCでのご使用はお控えください。
インターネットがつながらないときのトラブルシューティング
インターネット接続ができない場合、PC側かWi-Fi端末側のどちらかに問題があるケースがあります。
たとえば、PC側の場合は、誤って「機内モード」をオンにしていないか、確認してみましょう。
「機内モード」は、航空機内への持ち込みの際に、パソコン側で通信を遮断する設定ですが、これが「オン」になっていると、Wi-Fiの接続が一時的に切断されます。
「機内モード」のパネルを再度クリックすると、機内モードが「オフ」になり、元々接続していたWi-Fiと再接続できます。
なお「機内モード」をオンにすると、Bluetooth(ブルートゥース)接続のマウスも、接続が一時的に遮断されますので、ご注意ください(こちらも、機内モードをオフにすると戻ります)。
PC側のトラブル発生時は「再起動」が基本
パソコン上で動いているソフト(セキュリティソフトなど)や、操作中のアプリが干渉して、インターネットに接続できない場合もあります。
PC上で「インターネットのページが開かない」「ブラウザの動きが鈍い」「Slackが起動しない」などのトラブルに直面したら、一度、パソコンを再起動させてみましょう。
パソコンを「再起動」したいときは、左下の「スタートボタン(Windowsの窓のロゴマーク)」をクリック。
すると、スタートボタンのすぐ上に「電源」ボタンが現れるのでクリックしましょう。
「スリープ・シャットダウン・再起動」の選択肢から、「再起動」を選ぶと、シャットダウン後に、再び電源が点き、PCが立ち上がります。
パソコン側の初歩的な不具合は、「再起動」するだけで解決する場合もあります。
なお、PCの「再起動」を行う場合は、忘れずに作業中のファイルを一旦「保存(名前を付けて保存、上書き保存)」しておきましょう。
「パソコンがうまく動作しない」ときは、慌てて支援員に相談するのではなく、まずは一度、ご自身でPCの「再起動」をお試しください。
既存のトラブルの場合は、インターネット上に解決策を載せているサイトがありますので、お手持ちのスマートフォンやタブレット端末で検索してみましょう。
「パソコンの再起動」「ネット検索で対策を調べる」など、考えられる対処法を行ったのち、それでも解決しない場合は、担当の支援員に相談するか、ビジ助(ビジスケ)サポートへの連絡がおすすめです。
就労継続支援A型「リファイン」「リリーフ」では、法人でのPCサポート契約を結んでおります。
PCのトラブル時には、「ビジ助PCサポート」へ問い合わせることで、電話でトラブル対処の回答が得られます。
姉妹事業所の就労A型「リリーフ」では、マニュアル(「相談内容の責任範囲と事業所方針」PDFファイル)を配布しておりますので、解決の難しいPCトラブルが発生した場合は「0120-533-112(ビジ助PCサポート)」へ連絡してみましょう。
就労A型「リファイン」のご利用者の方は、入社後に「ビジ助サポートへの連絡方法」や「マニュアル」をお伝えいたしますので、ご安心ください。
Wi-Fi端末側のトラブル
「インターネットにうまく繋がらない」「繋がったが、回線の速度が遅い」場合には、Wi-Fiの端末側で接続トラブルが起きている場合があります。
Wi-Fi端末の問題も「再起動」が有効で、一度、電源を付け直してみることをおすすめします。
たとえばモバイルWi-Fi(UQ WiMAX Galaxy 5G Mobile Wi-Fi)の場合、電源ボタンを長押しすると、「電源オフ」か「再起動」を選べる画面へ移行します。
仮に「再起動」のボタンがない端末でも、電源を一度オフにして、手動で付け直せば、「再起動」と同じ効果になりますので、お試しください。
ご家庭でインターネット回線(光回線など)の据え置きモデム・Wi-Fiルーターをお使いの場合は、電源コードをコンセントから抜いて、約10秒後にもう一度、電源と繋ぐことでモデムやルーターの「再起動」ができます。
有線LANなどの「ケーブル接続」の場合は、モデムやルーターとPC側の端子にきちんとLANケーブルが差し込まれているか、ご確認ください(LANケーブルの差し直しも有効な方法です)。
② インターネットの回線速度が遅く感じる
一応、インターネットは繋がっているけれど、「ブラウザの閲覧がもたつく」「ウェブページを開くのに時間が掛かり過ぎる」場合にはいくつかの原因が考えられます。
たとえば、ウェブページを閲覧するときにいくつもの「タブ」を開いたままにしていると、パソコン上の処理に使われるメモリを消費してしまい、ブラウザの閲覧に時間が掛かる場合があります。
開きすぎたタブをまとめて閉じたいときは、「右クリック」でタブを選択すると、「他のタブをすべて閉じる」や「右側のタブを閉じる」で、選択した以外のタブをすべて閉じることができます。
誤って閲覧していたタブを消去してしまった場合は、「Ctrl+Shift+A」を同時に押しましょう。
すると、「開いているタブ」や、「最近閉じたタブ」を検索することができ、該当のものをクリックすると、元のページタブを開くことができます。
PCアプリの場合も同様で、同時に複数のPCアプリやブラウザを起動して使用していると、パソコンの動作そのものが遅くなるケースがあります。
なるべく使用していないアプリは閉じておき、メインで使うブラウザも一つに絞りましょう。
回線が遅く感じるときは、Wi-Fiの同時接続台数を減らす
インターネットの回線速度が遅く感じるときは、Wi-FI端末への同時接続台数を減らしてみましょう。
ご家庭では、複数の「スマートフォンやタブレット端末、ノートPC」と接続する機会がありますが、Wi-Fi端末の接続台数が多くなるほど、1台あたりの回線速度は遅くなります。
たとえば、「社用PC、スマートフォン、タブレット端末、ノートPC」を同時に接続した場合の接続台数(デバイス)は4台になります。
このようにWi-Fi端末を共有すると、1つの回線を4つのデバイスで分け合って使用することになるので、インターネットの閲覧(ページの読み込みなど)に時間が掛かります。
理想は、「社用PCのみ(1台)」と接続、もしくは「社用PCと連絡用スマートフォン(2台)」までで、3台以上のデバイスと接続していて遅く感じる場合は、他のデバイスのWi-Fiをオフにしましょう。
接続台数が1台、もしくは2台までにすることで、1台あたりの回線速度が速くなりますので、ぜひお試しください。
Wi-Fi端末・モデムの設置位置を変える
Wi-Fi端末やモデムは、部屋の中で置かれた位置によって、回線速度が変わることがあります。
これは室内でもWi-Fiの電波を拾いやすい場所と、拾いにくい場所があるためで、Wi-Fi端末やモデムの周辺に、遮へい物や障害物がある場合、回線速度が遅くなります。
とくにモバイルWi-Fi(ポケットWi-Fi)は場所による影響を受けやすく、本来であれば5Gの通信速度を保てる性能を持っていても、電波の通信状況から4G並みの速度に落ちるケースがあります。
最近のモバイルWi-Fiは、「アンテナ」の本数表示や、電波強度(5G・4G)が表示されています。
モバイルWi-Fiの位置や向きを変えて、作業するお部屋のなかでベストの位置を探してみましょう。
ノートPCとWi-Fi端末(Wi-Fiルーター・モバイルWi-Fi)との位置関係も重要で、PCとWi-Fi端末が離れすぎていたり、あいだに障害物がある場合は、通信速度が減衰することがあります。
たとえば、1FにインターネットのWi-Fiルーターがあり、2Fや3Fのお部屋で作業する場合や、同じ階でもPCとWi-Fi端末が別々の部屋に分かれているケースで、回線速度が遅くなることがあります。
この場合は、作業する部屋とWi-Fi端末の間に「中継器」を設置したり、間にある障害物を取り除く(扉を開け放つ・家具や電化製品を別の場所へ動かす)ことで、解決することがあります。
なるべくWi-Fi端末の周囲にものを置かないようにして、窓際近くに設置するのがおすすめです。
③ 緊急時はスマートフォンの「テザリング」機能を使用
Wi-Fi回線が何らかの理由で使用できないときは、緊急手段としてスマートフォンの「テザリング」機能が利用できます。
「テザリング」は、スマートフォンの通信回線を利用して、デバイス(PC・タブレットなど)をインターネットと接続する方法です。
近年に発売されたスマートフォンであれば、ほとんどの機種に「テザリング」機能が搭載されています。
【テザリング接続時の注意点】
テザリングによる接続方法は、ご自身で契約しているキャリア回線の通信量を消費しますので、月間通信量に注意しながらお使いください。
接続後、PCでの作業が終わり次第、速やかに「テザリング」をオフにすることをおすすめします。
お使いのスマートフォンが「iPhone」であれば、「設定」→「インターネット共有」→「ほかの人の接続を許可」をオンにします。
PC側で周辺のWi-Fiを検索(インターネットアクセスをクリック)し、ご自身のiPhoneのデバイス名を探して、「接続」します。
Wi-Fiパスワードの入力を求められるので、iPhone側に表示されているパスワードを入力すると、スマートフォンのキャリア回線でインターネットが使用できるようになります。
必要な作業が終わったら、「ほかの人の接続を許可」をオフにすると、テザリングを終了できます。
Androidスマートフォンの場合は、「設定」→「ネットワークとインターネット」→「テザリング」→「Wi-Fiテザリング」を「ON」にします。
PC側で、スマートフォンに表示されたネットワーク名を探して「接続」しましょう。
パスワードの入力を求められますので、Androidスマートフォンの画面に表示されたパスワードを入力してください。
ネット上の作業が終わりましたら、「Wi-Fiテザリング」を「OFF」にして、テザリング機能を速やかに終了します。
ご自宅でインターネット接続ができない場合や、社内Wi-Fiに問題が発生し、緊急でネット接続が必要な場面で「テザリング」をご活用ください。
なお、これから在宅ワークをはじめる方で、インターネット回線業者と新規契約を結ぶ場合は、「モバイルWi-Fi」で契約するのがおすすめです。
「モバイルWi-Fi」端末であれば、スマートフォンのようにどこでも持ち運ぶことができます。
家のなかのどこにいても、外出時でも、インターネット回線を確保することができるので、「在宅ワーク」に向いているWi-Fi端末です。
通所の際も、会社のWi-Fiに頼ることなく、普段のWi-Fi環境を用意できるので、作業も捗りやすくなります。
Web関係のお仕事をしたい場合には、「モバイルWi-Fi」は必須なので、新たにインターネット回線を契約する際には、ぜひ「モバイルWi-Fi」をご検討ください。
就労継続支援A型「リファイン」では、在宅ワークの「通信費」として、ご利用者の方に月々「1500円」を支給しております。
モバイルWi-Fiの契約時に月額料金を抑えつつ、おトクにインターネットが使えますので、ご興味のある方は就労A型リファインの求人をチェックしてみてくださいね。
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